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ものづくりのためのアイデア・発想_特許アプローチ 2022.8.12号

2022/08/12

2022.8.12号
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■ ものづくりのためのアイデア・発想_特許アプローチ

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 このメルマガは、最新の特許公報から実際に特許権が成立した
発明がどのように生み出されたのかといったことの分析を通して、
特許発想法をご紹介するものです。

 新たなアイデア発想の参考にしていただければ幸いです。

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 弁理士の深澤です。

 今日は、ロールペーパ用ホルダ装置に関する発明(特許第7112089号)を紹介いたします。

●トイレットペーパ等を保持するロール用ホルダ装置の大半には
ロール体の上側を覆う上蓋があります。

○上蓋をロール体へ押し付けてペーパを切断すると切断端がロール
体の周面に付着し易く、ペーパの切断端が非常に分かり難いので
上蓋を持ち上げた状態でロール体を手で回転しながらペーパの切断
端を探し出さなければならず、使い勝手が悪いです。


       ☆★そこで、考えた!☆★


●内部に縦向きの連続空間を形成した箱体からなり、連続空間の
上半にロール体の回転支持機構を具備したホルダ本体と、ホルダ
本体の上口を閉鎖可能に枢支され、先端にエッジが形成された上蓋
とを備えたロールペーパ用ホルダ装置であって、

○ホルダ本体の前面上部に、ロール体から引き出したペーパをホルダ
本体の外方へ案内するガイド面を形成し、

●上蓋はガイド面と対応する位置に設けたクッション体と、ホルダ
本体の前面側で下向きに屈曲して延出した前垂部とを有し、

○前垂部の先端に、クッション体とガイド面との間から引き出された
ペーパを切断可能なエッジが形成され、

●前垂部のエッジがクッション体の弾力で上蓋が押し戻される通常
位置と、上蓋が押し下げられた状態でペーパを切断する切断位置と
の間で上下動し、

○前垂部のエッジが降下したときにガイド面とクッション体の間
から引き出されたペーパに下向きの余長部を形成すると共に、上蓋が
通常位置に復帰したときに前垂部の裏に隠れていた余長部がホルダ
本体の前面に露出する

構成にしました。


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 なるほど、そういうことだったのか!(^o^)

 ⇒ 特許発想のヒント ⇒ 早速応用してみよう!

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●ペーパを切断する際の蓋部の上下動操作を行うだけで、ガイド面

クッション体の間から引き出したペーパに下向きの余長部を形成
するので、上蓋が通常位置に復帰したときに前垂部の裏に隠れて
いた余長部を、ホルダ本体の前面に露出でき、ペーパを使用する
都度、ペーパの切断端を探し出す手間を不要にできます。


△▼△▼△▼△▼△▼本日の特許アプローチ△▼△▼△▼△▼△▼

 ・作用を先取りする


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☆ペーパを切断したときに切断端がロール体の周面に付着しない
ようにすることが課題です。

★この発明は、ペーパを切断する際に蓋部の上下動操作でペーパに
下向きの余長部を形成できるようにガイド面とクッション体を配置
することによって課題を解決しています。


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 今日はここまで(^o^)

 お読みいただきありがとうございました!

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 知を使いこなすためにも、発想力をブラッシュアップ
していきましょう。

 編集人:深澤 潔

 明立特許事務所


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